2015-2016 シーズン2.28 SUN

2月28日 フリーブレイズ(日光霧降)

H.C.栃木日光アイスバックス
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4 TOTAL 5
東北フリーブレイズ
AWAY
0 1P 1
2 2P 2
2 3P 1
0 OT 1
①#10 ディレイゴ(#51、23)
②#12 今野   (#17、9)
③#16 齋藤   (#91、34)
④#9 佐藤   (#10、13)
得点

岩本裕司監督のコメント

昨日荒れた展開となり、今日は試合が止まるシーンが多く、反則が多かった。立ち上がりはいい動きで
滑り出すことができたが、キルプレーで守れなかったのが大きく響いた。選手達は、最後まで諦めずに、
5位を狙っていたので、プレーオフにつながる粘りのあるホッケーが最後までできた。試合前に、しっかり1対1のバトルを恐れず、向かっていこうと話しをしていたが、第2ピリオド中盤ぐらいまで、相手の
チェックに引っかかって、自陣での時間が増えてしまった。得点をしてからは、アグレッシブにプレーできて、ペースを取り戻すことができた。悪い時は、パックを持っている選手と、パスを受ける選手が
コーナーへ寄ってもらいたがる傾向があるが、改善するために、ゴール前で止まってから、どちらの方向にサポートへ行くかを、決めごとにしていた。中盤からは、それが機能していた。相手の守りを小さく
することができた。第3ピリオドのタイムアウトでは、ポジショニング、フェイスオフの確認をした。
また、パック争奪の状況での判断を確認した。プレーオフへ向けては、時間がないが、まずはリフレッ
シュして、ミーティングを多く設けて、チームの形を確認し合って、臨みたい。アジアリーグでは初めてのプレーオフになるので、来週からを楽しみにしている。まずは自分達のホッケーを変えずにチームとして向かっていくことは当然だが、クレインズには、速攻が強みなので、いかにニュートラルゾーンでミスをしないかを注意したい。選手には、色々な制限を付けると思うが、チームのために、何をしなければ
ならないかということを信じて、ついてきて欲しい。

バーク・ヘンリーアシスタントコーチのコメント

一年間通して、ファンの皆さんから熱いご声援をもらって、感謝している。今日も霧降の雰囲気を作ってくれた。選手達は一生懸命プレーした。プレーが止まる時が多かったが、これからプレーオフへ向けて、頑張りたい。昨日Dゾーンカバリッジでのミスが多く、対策を練っていたが、今日は改善されていた部分が多くあった。プレーオフへ向けて、レベルアップしたい。プレーオフでは、シーズンを通して成長したところに自信を持って臨んでほしい。主力に怪我が多かったが、リーグ後半はどこのチームとも互角に戦えると思っている。

#16 齋藤哲也選手

レギュラーリーグ48試合、怪我人等でメンバーがそろわない時期もあったが、長いようで短い48試合で
あった。自分の中では、これからがスタートなので、もうプレーオフへ向け、気持ちを切り替えている。昨日に続き、反則が多く、定期的にいいリズムに持って行けなかったのが結果に響いた。反則は仕方ない部分もあるが、うまくしなければ、プレーオフでも不利な状況になってしまうので、気をつけなければ
ならない。修正し切れていないところであった。イーブン状態の時に失点は少なかったが、ショート
ハンドで入れられるシーンが多かったので、イーブンでもっと点数を取って、楽な展開にしていきたいし、ショートハンドの時は、もっと練習して、精度を高めて、失点を減らしていかなければならない。
得点のシーンは、人数がイーブンの時に自分達のセットで点が取れていなかったので、第3ピリオド始まる前に、セットで取りに行こうと話しをしていた。その中で取れたので、セットとしても嬉しかった。高橋選手が落ち着いてゴール前に流してくれて、齋藤毅選手がしっかりつないでくれたので、取るべくして
取った1点であった。しつこい攻めも実ったので、よかった。セットとして、常にプラスで終わらなければならない。今日に限らず、多くのファンの方々に来てもらい、感謝している。声援に応えるためにも、
必ずプレーオフ勝って、霧降に戻ってこれるように、自分自身も挨拶でした、約束を守らないといけない。選手全員同じ気持ちで戦ってくれると思うので、まず、ファーストラウンドから一つ一つ勝って、
チームの方向性もよくしていきたい。ここからがスタートになるので、チームをしっかり導いて、帰ってきたいと思う。チームは、修正する力が付いてきていると感じているので、自信を持ってやれば、きっと結果もついてくると思う。これからバックスが強くなるための、第一歩だと思う。

#10 マーク・ディレイゴ選手

5位を争っての試合で、非常にタフでいい試合だった。ゴールシーンは、第1ピリオド相手にパワープレーが多かったので、その流れを切るためにも、ゴールすることで、チームに勢いを持ってこれてよかった。しかし、今野選手のゴールの方が、チームに流れを持ってきたと感じている。彼のように、一生懸命
プレーする姿は、チームを奮い立たせた。相手DFを崩すのに、時間がかかったが、かなりタフにきていた。相手の強さにもてこずった。プレーオフへは、ここ12試合で勝ち点を取り続けている勢いを続けて
臨みたい。今日は勝つことができなかったが、粘って同点まで持っていくことができた。このホッケーを変えずに向かっていきたい。

#7 福沢直哉選手

リーグ戦最後のホーム戦だったので、今日は絶対勝ちたかった。その中で、うまい下手じゃなく、印象に残るように、気持ちでプレーすることを伝えたかった。年明けから連敗もなく、いい流れできているので、チームがまとまっていると感じている。日光にきて8年間、住みやすく、第二の故郷だと思っている。昨日の夜から、泣かないと思っていたが、リンクに乗って、ふと「霧降劇場」の方を見ると、たくさんの横断幕が見えて、練習の時から涙が止まらなかった。このような温かいファンの皆さんの中で、8年間も
プレーすることができたことは、本当に幸せであった。気が付いたら無心で泣いていた。第2ピリオドで、ゴールを決めれなかったことは、悔いが残っている。今シーズンチームで自分だけが得点を取れていない中で、今日は監督の計らいもあり、パワープレーも出場させてもらった。チャンスの中で、先輩からも
自分に回すということを言ってくれていた。チャンスで決めれなかった自分の力のなさを感じた。霧降でプレーするのは、今日が最後じゃないと信じているので、前回のプレーオフでリンクの雰囲気や客席の
光景が今でも頭から離れないので、もう一度その光景の中で、ホッケーがしたい。日光霧降の素晴らしさを次の世代へ伝えるためにも、必ず戻ってきたい。プレーオフでは、チームが勝つためにも、どんなことでもやりたい。チームのために、力になれることは全部、全力で取り組んでいきたい。応援してくれる
ファンの人たちがいないと、今の自分も、チームもないと思っている。僕もファンの皆のことを愛している。ファンの方々の存在は、自分の誇りである。引退することは、口外することはなかったが、シーズンインから気持ちとしてはあった。ホッケーだけに集中してやりたかった。齋藤哲也選手には相談を聞いてもらった。引退のセレモニーは、今まで8年間在籍して、ほとんどの選手が行われずにチームを去った。
セレモニーを見たことがない選手がほとんどなので、若い選手に見せることができたのも、よかったと
思う。苦しい時期も多くあったが、霧降は、選手もファンも全員自分の家のように思っているので、そこで集まる感じがチームの魅力であると思う。その人たちのためにも、絶対に戻ってきたい。

#12 今野充彬選手

相手がタフにくることが予想されていて、その展開が立ち上がりから続いた。最後はチーム全員で同点にまで追い上げて、粘ることができた。プレーオフへつながる試合だったと感じている。今日のゴールで、試合が終わってから、昨年までのゴールを上回っていることに気付いたが、今シーズンは同期の2人が成績を伸ばしているので、自分も何とかしなければならないと強く感じていた。その中で、自分の仕事をしっかりして、チームへ貢献することが大事である。今シーズンは、キルプレーで出場する機会もあり、すごく勉強になっている。この強みをこれからも発揮して、自分のモノにしていきたい。プレーオフでもチームに貢献できるように、一生懸命プレーしたい。

#9 佐藤大翔選手

レギュラーリーグ最終戦ということで、5位を狙っての大事な試合であった。プレーオフに臨むためにも、内容にもこだわって、締めくくることが必要であった。また福沢選手のためにも、勝ちたかった。6位で
終えることになったが、プレーオフもあるので、そこでしっかり結果を残したい。キルプレーでの失点してしまい、一年通して、先制点を取れた時は、いい試合ができているが、取られた時にどう立て直すかということをプレーオフへ向けて、大事になってくる。シンプルに中に入れて、相手にヒットしてということを繰り返すことで、リズムがうまれた。第1ピリオドは、受け身になっていたと感じている。プレーオフでは、ベテラン選手のプレーを見て、それを氷上で出せるように、これからの時間を大切にしたい。個人的には、フル出場することが目標でったので、達成することができ、少しプレーでも余裕を持つことができたと感じている。プレーの選択も、いい方を選択することができた。
 

試合後選手インタビュー

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